小説

帰省中に読む本を探して地元の本屋に行ったら皇国の守護者全巻(原作)が450円の更に半額で並んでいたので購入。漫画版が素晴らしい出来なので、そちらを楽しむために小説版は放置しておきたかったけれど、まぁ読みたい気持ちも十分にあったし、安いし、帰省中はぽっかりと空く時間が多いから、ほぼ迷わず購入。
 
で、全巻読了。
電力機関が無い世界における生身の戦闘の迫力、雪中行軍などの軍事行動の詳細な解説、そして戦時中における人間の精神の暗部を抉りこむような描写。漫画版とはまた違った感じの面白さで、買った甲斐があった。
 
まぁこれで連載途中で刊行が止まっている、と言う凄く嫌な現象さえなければ満点。
十二国記もそうだけど、一度始めたシリーズ物はきちんと完結させて欲しい。マジで。