アニメ

十二国記のアニメをざっと見る。
37話くらいに出てくる、三人娘の話の中ボスというか陽子とタイマンはって負ける人。
めっちゃ好き。大好き。おっさんだけど好き。
天意(または絶対神)の存在を試すために無法を行うという設定が好き。
 
キリスト教では神の存在を知ろうとすること、神を試すこと、
神の行いに疑問を持つことなどは全て罪とされている。
かといってただ信じるだけなんて余程のんきな人か絶対的な信仰心を持つ人にしかできない。
えてして神を知ろうとする人は最初は敬虔な信者であり、それ故に、という設定が多い。
こういった純色の狂気とでも言うか、芯のある乱心は綺麗に感じる。
 
結局、このキャラも天意の存在を明確に認識してからすっきりしていた。
その乱心のための被害は置いておいて、ここまで一心を貫けるタイプは好きだ。
多分、自分がそれを出来なかったからだろうけど。